ネットショップ&ホームページ作成の段取り
- サイト訪問者さまにどのような行動をして欲しいのか書き出す
- 行動してもらうためのネタ(商品・サービス)を書き出す
- ネタ(商品・サービス)を整理して、構造化する
- 構造化したものを、サイト上にどのように配置するのかを書き出す
- 配置したものに、文章と画像を掲載する
- 公開する
- デザインを整える
- 公開したことを告知する
1.ネットショップの企画を作成する
そもそも何のためにネットショップやホームページを作成するのか?
そこを明確にせずに作成すると、作成中に大きな変更を余儀なくされたり、思ったような成果を上げれないということがおきてしまいます。
そこで、「サイト訪問者さまにどのような行動をとって欲しいのか?」というサイトのゴールから作成していくことをお勧めします。
サイトの訪問者さまにとって欲しい行動を明確にする=目的を明確にする
Q1.どのような行動をとって欲しいですか?
商品を購入して欲しいのか?
お問い合わせをして欲しいのか?
ただ、自社(自分)のことを知って欲しいのか?
作成の目的が抽象的なものは、やっぱりボヤっとしたサイトになりがちです。
ですので、行動に焦点を充てた目的を言い切ることが大切です。
行動してもらうためのネタ(商品・サービス)を書き出す
Q2.あなたのネタ(商品・サービス)はなんですか?
私の場合、「ネットショップの立ち上げから売上を安定軌道に乗せるサービスを提供しています」と説明しています。
ただこれだと分かりにくいので、
- 立ち上げ=作成
- 安定軌道に乗せるサービス=集客、リピート、運営、アドバイス
と具体的に説明しています。
さらに言えば、
- 作成=ネットショップが得意≧来店やお問い合わせを増やす目的としたコーポレートサイトが得意
- 集客=ウェブ広告得意>リスティング広告、ディスプレイ広告、Google広告、SNS広告、インフィード広告、動画広告、アフィリエイト広告が得意
- リピート=顧客管理>CRM系のツールの理解OK、ランク分析、RFM分析、F2転換、ステップメール、LINE活用
- 運営=KPI設定、カゴ落ち対策、レコメンドツールの活用、商品検索サジェスト、チャットボット
- アドバイス=Googleアナリティクスの活用、AI解析ツールの活用、その他SEOツールの活用
と超具体的にサービスを紹介できばお客様にイメージし易いかと思います。
書き出す時のコツとして、
2.ネットショップを設計する
目的を明確にして、ネタ(商品・サービス)を整理できたら、ホームページに反映させたらどうなるか?を整理していきます。
お店に置いてあるメニュー表をイメージしていただけると分かり易いと思います。
掲載内容を設計する
Q3.どんなメニューを掲載しますか?
ホームページは階層構造になっています。
画像で言うところの赤枠の部分です。
赤枠の部分にカーソルを合わせると、書き出したネタ(←参考箇所)が表示されるようなイメージです。
一般的なホームページの場合ですと、
会社紹介→代表挨拶、メンバー紹介、会社概要・沿革
と言ったイメージです。
その他、よく見かけるのは、
- サービス紹介→サービス1、サービス2
- 料金
- 事例→事例1、事例2、事例3
- お役立ち資料→資料1.資料2
というようなパターンです。
見た目を設計する
Q4.どんな見た目にしますか?
見た目を設計することをワイヤーフレームと言います。
作成をお願いする業者さまにワイヤーフレームをお願いされてもの良いと思いますが、手書きでも良いのでイメージを伝えておくことが重要です。
イメージを伝えるコツとして、
とより伝わると思います。
3.コンテンツの製作に取り掛かる
ホームページに掲載する文章や画像の準備段階に入ります。
ホームページ制作会社さまは、あなた以上にあなたの会社を知ることは難しいです。
ですので、実際に掲載する文章や画像はあなたが準備されることが一般的です。
もし、制作会社さまにお願いする!となると、別途費用が掛かります。
文章・画像をネットショップに掲載する
Q5.掲載する文章と画像は準備できていますか?
ワイヤーフレーム(←参考箇所)を見ながら、適切な文章と画像準備しましょう。
制作会社さまが、準備いただいた文章と画像を整理しながらホームページに入力する作業をしていきます。
注意点として、
と言う点です。
自前で準備された素材さえも、著作権を侵害している場合もあるかも知れませんので、制作会社さまに相談してみることをお勧めします。
文章を作成する時のコツ
ことが、非常に重要です。
先に、サイト訪問者のことを考えず、自社のできることをひたすら書くと書きました。この時点の目的は、あなたの目線の情報が必要と言う事で書かせてもらいました。
実際に掲載する時点では、サイト訪問者目線で、あなたの商品やサービスがなぜ必要なのかを掲載する必要があります。
※具体的な方法についてはまた別の機会にご紹介させていただきます。
例えば、
お客様にお問い合わせしていただくことが目的であれば、最終的にお問い合わせフォームに個人情報を入力してもらわなければなりません。
と言うことは、入力したくなるような商品やサービスの文章や画像を準備しておくことが重要です。
デザインを整える
Q6.サイト訪問者さまが、行動を起こしたくなるデザインになっていますか?
いよいよ最終段階です。細かい調整をしていきましょう!
サイト訪問者さま、PCからアクセスしたり、スマホからアクセスしたりと様々です。
それぞれのデバイスからアクセスした時に問題ないか確認が必要です。
4.ネットショップを公開する
公開のタイミングは現在置かれている状況によって異なります。
ゼロからホームページを立ち上げた場合、完成前から公開していく方法もありますし、もちろん完成してから公開という選択肢もあります。
一方で、リニューアルの場合は、完成してから公開です。
ドメインの取得やサーバーの掲載も必要です。制作会社さまと一緒に進めることをお勧めします。